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異端?

カール・ラーナー ?

以前にいただいたRickさんのご要望に応えるべく
カール・ラーナー著作本を探した

「キリスト教とは何か」
―現代カトリック神学基礎論―
百瀬文晃訳  

これは、辞典並みに分厚い本で、小さな字でびっしりと・・・
弱った目と神経が拒絶反応 

「あなたの兄弟とは誰か」
宮沢みどり訳(八王子聖クララ会修道女)

本も新書サイズで薄くて、字も大きいので、これに決定 !

最初に断っておきますが
私、哲学の素養もなく、
ただただ感性派の人間ゆえ
少しばかりの要理知識と
霊的指導司祭から褒められた神学的?センスのアンテナでチャレンジ!


≪あなたの兄弟とは誰か≫

カール・ラーナーに、日本の正平協的な自虐的思考を見た
まぁ、ヨーロッパの植民地支配は酷いことは酷かったけども
それを、教会の宣教やあり方に当てはめて
西欧文化の押し付けと切り捨てるのは如何なものか

西欧文化といっているものの中には、キリスト教文化があるのであって
何でもかんでも否定すればいいってもんじゃない

彼、こんな風に書いている
 
16世紀以降のヨーロッパ植民地主義の動きの中で教会は、事実上世界宣教の使命を引き受けた。しかしながら教会は私たちの時代に至るまで、無邪気にも、またやむをえずキリスト教を世界にもたらそうとしたけれども、多少とも(理論的にではなくとも実践的に)ヨーロッパの輸出品目として伝達して来たキリスト教だったのである。それでもヨーロッ以外の他の国々の兄弟たちは、不本意ながら、家庭における未成年者のように子供扱いされてきた。私たちは彼らにラテン語で神学を教え、ラテン的典礼を授け、日本では彼らのためにネオ・ゴティックの教会を建て、彼らにヨーロッパの聖歌を唱わせ、彼らのためにヨーロッパ人の司教を与え、あるいはヨーロッパの尺度に従ってその地の司教をローマで選出した。
ところで今日、あらゆる同胞に対して、ひとつの人類という同権と成熟さを認めようとする時代にあっては、教会はもはや全世界に輸出する西欧的キリスト教的な輸出物を伴ったヨーロッパの教会のままとどまっていてはならない。


このように、西欧的な部分を否定するのは、
教会の歩んできた歴史を否定するもののように思える

神のみ摂理の中で、ある時は迷走しながらも立ち返り、
成熟しながら歩んできた教会である

ところがである
全否定はせず、こういうことも書いている  

それだからといって教会の一体性、世界中どこででもユダヤ―西欧的起源に由来しているという事実、ローマにその中心があることは否定されたり、不分明になったりする必要はないのである。

それなら、西欧で熟成された歴史あるキリスト文化を
否定することはない

次に、第2バチカン公会議について 
世界教会の使命と実現を書いているが
この「世界教会」なる言葉もおかしい!
教会はただ一つ、一なる公教会でいいのではないか

神学はもはや単に19世紀と20世紀前半の ネオ・スコラティックの神学にとどまってはいなかった。全世界に対する教会特有の言語としてのラテン語の廃止(撤廃ではない)によって、典礼における多様性への道が原則的に開かれた。・・・・・
しかしながら、一なる教会におけるすべての人の兄弟の同権をめざすとすれば、そしてまた西欧の優位性の解消をめざすとすれば、なすべきことがまだたくさんある。


これは明らかに解釈のあやまりであろう
ラテン語の廃止などではなく、各国語の採用なのであって
ラテン語は維持されるべきものである

現に、今もローマ・ミサ典礼の原典はラテン語である
ラテン語は、何よりもカトリック文化の中心にあるもので
世界共通語となるものだ

また多様性であって、破壊ではない
多様性という時、日本では特に、
過去のものの放棄を盛んにしているが
多様性とは、いろんなものの価値を
大切にすることから始まる
排除ではなく、受容なのである

信仰の遺産を切り捨てることがあってはならないのである

グレゴリアン、カトリック聖歌集などを
排斥しようとすると
フォークやゴスペルを対立関係に追いやることになる

それらは、聖霊に導かれ、
その人間のタレントを使って作られたものなら
存在は認めあうべきものである

その時代にあって生まれたものを尊重し、存在を認め
その上で、良いものは残り、不出来なものは淘汰される

長い年月、受け継がれてきたものは
それだけ、価値あるものなのである

問題は、使い方ということになる

今日、日本の教会で行われていることは
その典礼の意味を考えず、
目新しいものに飛びつく破壊的行為なのだ
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